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Channel: 別館PCチラシの裏日記帳
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Skylark搭載NUC続々リリース!

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Skylark搭載NUC続々リリース!
Skylark以降Windows7/Windows8.1のサポートが2017年7月17日で終了の点に注意!

去年の夏頃から出る出る詐欺なの??言わんばかりに仕様は発表になっていた物の販売に至らなかったSkylark搭載NUCがようやく各社から販売されたようだ。
先ずは一番の本命であるNUCの元祖Intelの製品はNUC6i3SYHとNUC6i3SYK の2機種これは前回同様M.2専用とM.2/SATA3の2種類デザインは前回の5i3シリーズと変わりが無い。
強いて言うなら左側面にSDXC対応のカードリーダー(UHS-I対応)が付いた事ぐらいか?

Intel NUC6i3YSK/YSH 実売価格Ark \42,980イメージ 1

秋葉各店で販売されていたようだが価格が何と!\47,000辺りから売り始めたようだが??(^^;
慌てて値段を改正したような??(^^;
5K程何故か知らないが短期間に値段が下がったようだ。
今の所販売店舗は少ないが、ネット通販ではArkと九十九がダントツ安い価格になっていると言うか?こちらが適正価格だと思うのだが?
i3のベアボン如きに\47,000は高杉!
今後3万円台まで下がる事はあるかも知れないがこの手のキットはあまり出回らない性もあり今後も大幅な値下げは期待できないので、i3で良ければ今買っても悔しい思いもしなくて良いかも知れない。
Intelでは第1弾でSkylark Core™ i3-6100U Processor(2.3 GHz、3MB cache、2コア4スレッド、TDP 15W)を搭載している。
CPUに付いては市販されている単品i3 6100Tの低電圧版で機能的に同じであるがクロックが低い分処理能力は当然劣るので過度の期待は禁物。(Celeron搭載のNUCよかマシ位に考えた方が良い)
グラフィクスはHD520で性能的には5i5RYH辺りと同等。
勿論4K 60Hz出力にも対応している。(miniDPで4k60Hz/HDMIで30Hz)
HDMIは未だ2.0では無く1.4aなので4Kテレビの出力は30Hz迄となる、その辺が大変残念なところである。
ただ本命なのはHD520ではなくIrisProを搭載しているという噂?のNUC6i5SYH/SYKの方であるこちらの日本での販売情報は未だ無いとの事..だがデスクトップやノート向けのKabyLake発売はもうちょっと先だがあと6ヶ月程に迫ってきているのに早く発売しないと無い物にされてしまう可能性もある。(^^;

目玉はM.2スロットの高速化!GEN3x4のSSDも100%の転送速度をカバー!
しかし..ホントの効果の程は?
目玉としては何だろう?前回のi3 5010U搭載の5i3SYH/SYKと比較しても性能さも微々たる物となるだろうが、
強いて言うならM.2スロットがGEN2x4/STAT3→GEN3x4/SATA3へ変更になった点である。
又、前回からUEFIのアップデートでNVMeタイプのM.2 SSDも対応していたが、こちらは始めからNVMeにも対応!
しかもM.2スロットがGEN2からGEN3に対応した事により最近出回り始めたNVMeタイプのSSDも最大限の性能を発揮出来るようになった事が大きい所である。
但し、高速タイプのSSDはCPU性能にも左右される傾向があるのでホントに最大限の性能が出るのかは??謎の部分もある(^^;(Win7ではNVMeドライバーは持っていないのでインストール時にドライバーを読み込む必要あり)
又、高速M.2タイプはコントローラーチップの発熱(廃熱)問題も有りサーマルセンサーが働いてリミッターが掛かる場合も有りこの場合著しく速度が低下してしまい性能を100%発揮出来ない可能性もある点も注意が必要だ。
自作PC版の方でもベンチを取った際リミッターが掛かったような状態も確認されているのでATXでさえエアフローをしっかりしないとアレなのにNUCの更に狭い筐体では不安要素も多い。
ではM.2スロットにU.2アダプタ(ASUS Hyper U.2アダプタなど)経由でU.2 SSDを搭載してみては?と言う実験を試みたが前回の5i5SYHには750のU.2タイプのSSDはそもそも厚さがある為NUCには搭載できなかった。
一応入れる事は出来るが頭を捻る必要があり無理がある。(^^;
(ケースとケーブルの加工必須でケーブルが又高価で特殊コネクタなので電子パーツショップでもこの手のコネクタは入手不可能)
NUCにU.2をと言う考え自体がコスパを悪くするので今後もATXのマザーボードににはU.2コネクタが付く事は有ってもNUCにはU.2コネクタが付く事は無いだろう(^^;
NUCはノートパソコン同様M.2が主体になると思われる高速SSDの為のエアフローも考慮して欲しいところである。
M.2の高速SSD(PCIe接続タイプ)は高価でSATA3接続の倍の価格設定になっているので、もうチョット普及して価格が下落してから導入しても遅くは無い、これらの高速SSDの場合効果が実感できる場面は限定的で有り画像や映像編集の際のテンポラリーファイル置き場に使用するのであれば効果は実感できるだろうが、この場合もメモリーを多めに積んでRAMDiskに割り当ててテンポラリーファイルを置いても同じような効果が得られる。
現時点ではSATA3のSSDでもシーケンシャルライトは550MB/s位で寸止めになるがランダムアクセスも最近の物は早く十分実用的な速度を持っている例えばプレクのM6V何かも安売りされている物だが2-3世代前のSSDに比べると随分起動時間が短縮された感があった。
後はSandiskのExtermPro何かも私の物では無いが知人に組んだPCに導入してみたが大変良い感じでさくさく感があった。
そんな事からNUCには現段階ではM.2でもコスパの良くて発熱問題が少ないSATA3タイプで十分ではないかと思う。

もう一点IntelのNUCは今回からDDR4 2133のSODIMMのみのサポートに変わったので従来のDDR3L1600等のメモリも流用できない点にも注意が必要だ。
ただDDR3L1600もDDR4 2133も値段が16GB(8GBx2)で見た場合\2,000位の価格差なので新たに購入する場合
はそんなに負担にはならないだろう。イメージ 2

Gigabyte GB-BSi3H-6100 Ark/PC工房 \43,178
Gigabyte BRIXシリーズは一気にi3~i7迄のラインナップが揃って販売されたが今は売り切れている。
こちらのスペックもIntelの6i3シリーズと同じであるがメモリーの仕様が従来のDDR3L1600が使用可能なのでメモリーの流用が出来る点がメリット。
値段は本家Intelよりややお高い価格設定になってる。
ただ、国内ではIntelのNUCの知名度は高いが戯画のBRIXシリーズの影が薄い様な?(^^;気がする。
ASUSもATXママンはシェアは高いが小型PCに関しては「売る気有るの?」と言わんばかりの型遅れな仕様の物をお高く販売されているイメージが強く、私の中ではOUT OF眼中!(^^; だがBRIXに付いてはDDR3L1600のメモリが使用できるメリットはかなり大きい。

新型NUC(小型PCベアボーン)はWindows7/8.1のサポート期間に注意!
サブタイトルにある様にWindows7/8.1をSkylark搭載のPCで使用する場合、何とサポートが2017年7月17日で終了と言う何ともMSの身勝手な発表がなされているのはご存じだろうか?
参考URL:
「2020年の1月までじゃないの?」と言う声が聞こえそうだがSkylark(これ以降のKaby Lake以降Windows10のみがサポートされる)だけは上記の通りでサポートが終了して、2020年までは(Win8.1は2023年まで)重要なセキュリティパッチだけの配信のみになり最新ドライバーの更新は行われなくなってしまう。(機器メーカーに依存)
業務上、やむなくWindows7や8.1を使用しなければいけない場合、Intelの場合Broadwell以前のCPUを搭載したPCを使用しなければWin7/8.1のフルサポートが受けられない困った状況になってしまう点に注意が必要!
一応サポートOSにWin7/8.1も入っているが、上記事情があるという事も十分理解した上でSkylark搭載のNUCを選択するようにしたい。
勿論、NUCやノートパソコンだけで無くデスクトップの6700K等も同等の扱いになる。
Skylark搭載PCで2017年7月以降はWin7/8.1が全く使用できなくなるわけで無く重要なセキュリティパッチ以外の最新ドライバーなどの提供はされなくなるだけなのでやむを得ない場合そのまま使用してもWin7の場合2020年1月のサポート完全終了までは大丈夫だ。
旧OSをフルサポートが必要な特殊な事情を持つ場合、やはりNUCも旧世代の物を使うのが得策である。
因みに5i5RYH等の旧世代の物は、USBでWin7(SP1)をインストールする時もドライバーを組み込まなくてもSkylark搭載の機種と違ってUSBを見失ってインストール出来ない等のトラブルは起きなかった。
Win7に付いては非常に扱いやすくなっている上にフルサポートが受けられる。(6i6シリーズからはxHCIドライバ必須で面倒な上にサポートも上記の通り短くなる)
と言う事で、新型NUCを導入に当たっては「もうWindows10に慣れちゃった!もうWin10で無いとダメ!」という方は躊躇いなく新型NUCに行けると思う。(^^;
一般使いではWindows10も普通に使用しても差し支えないレベルにまでなってきているのでこれを機会にWin10に慣れて見ては如何だろうか?(勿論Win7/8.1に比べてアレな部分は未だ多い)
特にNVMeの高速SSDを使用したい!と言う方はWin10一択だと思う、つまりWin7でも一応ドライバーを読み込む事によりNVMeも使用できるが基本NVMeはサポートされていない(事になっている?(^^;)
HD5500のDirectX12もWin10でしかサポートされていない等、残念ながら?最新の機能をフルで使用する場合Win10を使うしか無い。
※今現在のWindows10を推奨しているわけでは無い(^^;
尚、Windows10(ビルド1511)以降、Windows7/8 8.1のプロダクトキーを使用してクリーンインストールが可能になっておりインストール対応のメディアの作成ツールも公開されているのでWin7/Win8.1からの移行もスムースに行う事が可能になった。(煩わしいダブルインストールは要らない)
但し、無償アップグレードは今年の7月28日迄なのでそれ以降は無料期間中に1度アクティベーションをしておけば同じハードウェア(マザーボードの交換などしない限り)プロダクトキーを入力しないでクリーンインストールしても認証済みになるが、マザーボード交換など大幅な機器変更の場合サポートセンターに電話をして問い合わせる必要がある。
又は出費が嵩むが新たにライセンスを購入(DSP版購入)するのが手っ取り早い。

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